ダイエット日記

四十代。これを人生最後のダイエットにしたい。

身体とココロ、どっちが強い?

子どもの頃、いや、つい最近まで、私は、心の状態が、体の状態を決めるんだと思いこんでいた。

 

どういうことかというと、自分の脳みそが主で、体が従だってことだ。

 

卵が先か鶏が先かって議論があるが、それで言うなら、脳が先で体が後。

 

頭で何を思ったかが先で、体は頭が思った通り動くんだと思い込んでいた。

 

 

 

てか、皆、たぶんそう思ってる。

そう思ってる人が多いと思う。

 

 

鍼灸学校を出て、東洋医学を勉強していても、たぶんほとんど、頭が先で、体が後だと、そういう考え方をしていると思う。

 

ところが、よくよ~く、東洋医学入門の本を読んで、ちゃーんと理解すると、そうじゃない。

 

東洋医学の考え方では、体>脳

 

むしろ、脳のことを、東洋医学は、あまり重視しない。

 

ほとんど顧みない。

 

 

だから東洋医学はダメなんだっていう話じゃなく、実は案外そうかも…と、私も最近そう思うようになってきた。

 

(もっというなら、現代医学をバリバリやってきた、解剖学者である養老孟司さんの「バカの壁」を読んでも、そういう風に読み取れません? 私には荷が重いので、踏み込みませんけど)

 

 

 

身体は食べたもので作られる

心は聞いた言葉で作られる

そして、未来は、話した言葉で作られる

 

 

これはYouTube講演家 鴨頭嘉人さんから聞いた言葉なんですけど、

 

NLP 脳神経言語プログラミング の考え方では、脳みそは、言語によってプログラムを組み替えることができるOSだと考えられています。

 

トラウマとか思い込みとか、自分の意志じゃなかなか変えられないと思ってるようなことでも、変えられないなんてことが思い込みで、全然書き換えできる、つまり二行目の、「心は聞いた言葉で作られる」、三行目の「未来は、話した言葉で作られる」っていうのは、そういうことだと思うんです。

 

心と言葉を上手に使えば、心(過去)も変えられるし、なんなら未来だって変えられる、めっちゃ幸せな話。

 

だけど、私は一行目が気になる。

 

その言葉でプログラムが書き換えられる脳みそだけど、素材は生体じゃん?

 

神経だって、素材はタンパク質。

 

いくらプログラムを書き換えたって、パソコンが水濡れしたら壊れるようなもんで、物理的に破壊されたらダメでしょ。

 

ってことは、脳とか考え方とか以前に、脳みそ(パソコン)を物理的に支配しているのは、体じゃないの?ってことなんです。

 

どんなすごいコンピューターだって、野球選手が砲丸玉投げて、直撃で破壊されるんちゃうん?

 

プログラムの優秀さ、意味ないやん?

 

と、そういう意味で、結局何が言いたいかというと、体(食べたもの)が脳のパフォーマンスを支配してるやん?ってことです。

 

そんだけ身体は偉大。

 

だから、何を食べるかはちゃんと考えたほうがいいってことです。

 

まぁ、当たり前の結論なんだけど。